そもそも焼却炉で燃やしてもいいものなのか?
法規制に適合した焼却炉なら設置・使用は問題ございません。
焼却炉の選択・購入の基準はどうしたらいいですか?
1.廃棄物の種類と量で選びましょう。
焼却炉ごとに特徴があり、燃やしてもいいものダメなものがある可能性があります。
塩化ビニールを燃やせられる焼却炉は限られていますし、比較的お値段が高くなっています。
また、焼却炉の法律で1時間当りに燃やしてもいい総量が決められているため、1日に出るごみの量で逆算して1時間当たりの焼却能力が最適な焼却炉を選ぶことをおすすめします。
※ごみが少量なのに大きな焼却炉を勧めてくる業者にはご用心ください。灯油バーナーなどの燃料費がかさみ、産廃費用よりも高額になる可能性があります。
2.お値段が最も重要です。(本体価格、修理費用、ランニングコストなど)
焼却炉選びで最も重要な要素はやっぱりお値段です。
産廃費用の元を取るにはいくらの焼却炉を何年使えばいいか。など、様々な要因を熟慮してください。
減価償却という考え方も必要になります。
例えば、
3年分の産廃費用=焼却炉本体価格+運搬設置費用+修理費用+灯油代
となった場合、4年目以降は修理費用+灯油代で産廃費用よりも安くなるでしょう。
経費削減のために焼却炉は導入されるべきなので、やはり最も重要なのはお金になると思います。
3.焼却炉からお湯を取りたい。
焼却炉にはお湯を取ることが出来る機種がたくさん販売されています。
弊社の焼却炉ではSC-650TRとSC-600TRの2機種が販売されています。
お湯が必要ない夏場などは取り外して、専用のカバーを取り付ければ普通の焼却炉としてご使用いただけます。
こちらのTRシリーズは他社の水冷式焼却炉とは違い、修理費用は部品の交換のみでOKです。
そのため、修理費用の大きな出費も必要ありません。
ご購入までの流れ
4月上旬にお問い合わせいただいた場合を例に、お問い合わせから、お支払い完了までの流れをご紹介いたします。
※1)弊社工場が遠方のためゴミの持ち込みをして燃焼実験を行えない場合、ゴミを配送していただき、弊社スタッフが実験とその動画を撮影いたします。Youtubeなどに載せご確認いただけます。
※2)焼却炉の組み立ては基本的に5営業日以内にしますが、欠品やその他理由により遅くなる場合がございます。
※3)運搬・設置・仕様説明・燃焼実演は弊社スタッフが行いますが、北海道・沖縄・九州などには運送会社に配達していただく方が安価になる場合がございます。その場合、フォークリフトやユニック車が必要です。打ち合わせの際に、最適なやり方をご提案しますのでご安心ください。
※4)納入確認書へサイン・押印が完了した日(設置日)から1年間の無償修理保証が始まります。