アナログシステム有限会社の若林です。
今回のテーマは助燃装置についてです。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律の中に、「燃焼ガスの温度を保つために必要な助燃装置が設けられていること。」とあります。
一般的な助燃装置は灯油バーナーを使う会社が多いです。
それは北海道から沖縄まで灯油が容易に入手でき、輸送もポリタンクですることができるため、灯油バーナーを採用する会社が多いそうです。
弊社の600シリーズも助燃装置は灯油バーナーを使っており、灯油タンクも付属しています。
300シリーズはというと、こちらはプロパンバーナーを採用しています。
なぜ機種によって助燃装置を変えているかというと、ズバリ値段です。
灯油バーナーは安く買えても約6万円+灯油タンク約1.5万円です。
その点、プロパンバーナーはお客様がボンベ、充填をしてもらう代わりに約1.5万円でトーチを購入可能です。
約6万円の差が出てしまうため、性能・コスパに優れた300シリーズでは値段に反映されてしまうため、断念した経緯があります。
実際、プロパンバーナーで困ったことはなく、燃焼開始の際に着火用としても使うことができ、弊社の焼却炉はそこまでバーナーの力を必要としないのもあるかもしれません。
ご要望があれば300シリーズに灯油バーナーを付けたり、600シリーズにプロパンバーナーを付けることが出来ますので、お気軽にお問い合わせください。